【ボート】127期の小林愛実がA級男子相手に地元児島で初イン勝利
「岡山県モーターボート選手権大会」(30日、児島)
年またぎの6日間シリーズ、岡山県モーターボート選手権大会は連日好配当。3日目の5Rでは、デビュー初の1コース戦に臨んだ小林愛実(22)=127期・B1=がA1級の渡辺和将、エース機の林祐介の猛追を振り切り地元初勝利。2着に林、3着に渡辺が続き3連単は1万660円をつけた。
1コースからコンマ06のスタートを決めた小林は、林に差されて1周2Mを先行されたが、差し返してホームは先頭争い。2周1Mは小林が先行しリードするも、林が差して猛追。3周1Mでは渡辺が内を突いて逆転を図るも、外マイでかわして先頭を守り、最後は3周2Mで差した林を振り切り通算3回目の1着ゴールを駆け抜けた。
決まり手は抜きだが、3周2Mまで2人のA級男子を相手に競り勝った小林は「初めての1コースで待機行動違反。勉強不足です」とまず反省。初めての2コースで2着を守った2日目に続き、初のイン戦での勝利に「2日目は乗りやすかったけど出口で押す感じがなかった。井川大作さんのアドバイスでペラを叩いて、すごく良くなりました」と先輩の助言を得て低調機の立て直しに成功。「スタートは遅れてはいけないと思って合わせて行きました。もっとスピードを持ってターンしないといけない」とレース後は、すぐに試運転を開始した。
前期F2のため、今節は90日間のF休み明け。「気分転換にと思って」と髪形はショートでアニメのキャラクターのようなピンク色。気分一新で臨んだ地元戦で初のスロー戦に挑み2、1着。新年を迎える前に、新たな第一歩を踏み出した。