川田騎手、矢作師がリーディング獲得 記録で振り返る2022年の競馬界
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2022年は川田将雅騎手(37)=栗東・フリー=が143勝(うち重賞8勝)で初のリーディングジョッキーに輝いた。5年連続トップのルメールから首位を奪取、さらに最多勝利、最高勝率、最多獲得賞金の3部門でもトップに立ち、史上4人目の騎手大賞も獲得した。関東トップは戸崎圭が返り咲き。全国2位の136勝をマークして健在ぶりを示した。また、初のJRA年間100勝を達成した岩田望、JRA・GⅠ2勝を挙げた坂井など新しい力の躍進も目立った。
リーディングトレーナーは年間59勝(うち重賞4勝)をマークした矢作芳人調教師(61)=栗東=が奪還。5度目の栄冠となった。JRA・G1勝ちこそなかったものの、パンサラッサでのドバイターフ制覇(1着同着)など海外での活躍も顕著だった。上位10位のうち9人を栗東の調教師を占めたが、7月に国枝師が現役唯一のJRA通算1000勝を達成したのが光った。