【ボート】苦節27年1カ月 50歳の高橋真吾がうれしいデビュー初優勝

 「第41回ゴールドカップ・デイリースポーツ杯」(31日・戸田)

 最終日12Rで優勝戦が争われ、1号艇の高橋真吾(50)=埼玉・77期・B1=が逃げ切り勝ち、1995年11月デビュー以来、27年1カ月でうれしい初優勝を飾った。

 10月に節目の50歳を迎えた2022年最後の日に、デビュー初優勝を手にした。「うれしいです。良かったです」と声を詰まらせながら喜びを語る。優出21回目にして、初めてのファイナル1号艇。スタート(S)展示では大きく遅れを取っていたものの、本番ではコンマ09とバッチリ。1Mは3コースから攻めた福来剛(東京)にしっかり合わせて振り切って、見事にデイリー杯を獲得した。

 一時は腰部ヘルニアに悩まされて、20年10月から1年間長期欠場を余儀なくされた。「(師匠の)鈴木賢一さんのアドバイスで克服できた。感謝しています」と苦悩の日々を振り返る。

 レース後はうれしい水神祭で祝福された。水面から上がると選手仲間に一礼してハイタッチ。常に謙虚な高橋らしい振る舞いで、歓喜を味わっていた。

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