【ボート】オリックス頓宮裕真が地元岡山にがい旋「チーム3連覇、20本塁打を目指します」

 カポック姿にご満悦の頓宮裕真
 児島ボートでトークショーを行う頓宮裕真
 児島ボートでトークショーを行った頓宮裕真
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 「岡山県モーターボート選手権大会」(2日、児島)

 岡山県倉敷市の児島ボート場にプロ野球、オリックス・バファローズの頓宮裕真(26)が来場。最終日の児島ボートは早朝からファンでにぎわい、トークショーが行われた。イベントホールは子どもたちを中心に野球ファンで満席。真っ白なセーターとデニム姿で登場した頓宮は、「岡山県備前市出身、オリックス・バファローズで野球をやらせてもらっている頓宮裕真です」と律義にあいさつ。地元岡山県はもちろん、県外から駆け付けたファンの大声援を浴びた。

 第1部は野球の話がメイン。81試合に出場し本塁打11本の昨シーズンを、「4年目で何とか結果を出せた。ケガなく野球をできたことがうれしい」と振り返った。「サードで入団したが、自分でキャッチャーに戻ることを選んだところからが野球人生。最後まで捕手でやりきりたい。自分の魅力はホームラン。昨年より一本でも多く打ちたい。個人としての目標は20本塁打。チーム3連覇へ貢献したい」と目標を掲げた。

 オリックス26年ぶりの日本一に貢献した山本由伸も同じ岡山県備前市出身。「実家は隣で2歳下。子どもの頃から仲が良く、今は同じチーム。日本を代表する投手だと尊敬している」と絶賛。来シーズンのメジャー移籍が報じられたことに触れ、「今季は一回でも多くバッテリーを組みたい」と盟友とのタッグを願っていた。

 第2部では、ボートレーサーの勝負服・カポックに着替えて再登場。大好きなボートレース予想で専門家顔負けの解説を披露した。「頓宮家は皆ボートが好き。子どもの頃から、家族で児島ボートにずっと通っていました。保育園の卒園アルバムには、将来の夢はボート選手と書きました」とボート愛をさく裂させ終始笑顔。最終日のレースを観戦し「ボートはやっぱりかっこいい」と感慨ひとしおだった。舟券も買いまくったが、こちらは大苦戦だった。

 ただ、優勝戦の3号艇で出走する入海馨(26)については、「入海選手は関西高校の野球部で1歳上。ここ一番は関西魂で仕掛けて行きそう」と同時期に甲子園を目指した入海に注目。ただ、優勝戦予想は「21から全通りが80%。2がまくれば平尾(崇典)選手のまくり差しで24もある。1が逃げれば4が仕掛けて15もある」とあらゆる展開を想定。場内の野球ファンへ、ボートレースの楽しみ方を伝授した。

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