【ボート】児島新春レースは渡辺和将が逆転V「今年はSGで結果を出したい」
「岡山県モーターボート選手権大会」(2日、児島)
年またぎ開催の「第49回岡山県モーターボート選手権大会」は、12Rで優勝戦が争われ、優勝戦は2コースの渡辺和将(32)=岡山・103期・A1=がコンマ08のトップSでまくり先攻。3コースから差した入海馨が、2Mを先行したが、差し返した渡辺が逆転で、2023年最初のオール岡山覇者となった。通算では26回目のV。
地元では、4回目のVを飾った渡辺は、「あの隊形だと1Mは行くしかない。入海君にうまく差されたが、2Mは僕がうまく差し返せた。朝一番に乗って調整し、回転はドンピシャ合っていた」と1Mは攻め、2Mは冷静なさばきでオール岡山の頂点を極めた。前走の桐生では準優でフライングに散った。「前節でFをしてしまったので、今節は落ち着いて行こうと思った。全速のSを心がけた」と準優のコンマ04に続き、優勝戦もコンマ08と快Sを連発した。
22年は3月のボートレースクラシックでSG初出場。4月の蒲郡周年ではG1初制覇を成し遂げた。「今年こそSGで結果を出したい。クラシックの出場権は持っているので、2月の地区選で頑張ってオーシャンポイントを取りたい」と、7月に地元で開催されるSG・オーシャンカップ(7月18~23日)出場を見据えていた。