【競輪】立川G3 今年最初のグレードレースは新田祐大が4連勝の完全V
「鳳凰賞典レース・G3」(7日、立川)
2023年最初のG3を制覇-。新田祐大(36)=福島・90期・SS=が最終バックから番手まくりを放って完全優勝を決めた。2021年12月伊東以来、通算10回目のG3制覇となった。2着に北津留翼(福岡)、3着には松井宏佑(神奈川)が入った。
存在感を大いにアピールした。S級S班に返り咲いた新田が、今年最初のグレードレースを制してみせた。
レースは南関5車の先頭を務めた松井が赤板で先行。新田はその後位でイン粘り。郡司浩平(神奈川)と番手争いを繰り広げた末、位置を奪取。最終バックから番手まくりを放って真っ先にゴールへ飛び込んだ。「絶対に出遅れないように。後手になったら勝負圏外になると思っていた。勝負どころからは、がむしゃらに踏んでいました」と振り返った。
新春のG3制覇。幸先のいいスタートを切った。「年末、ここで行われるグランプリに来られるように全力で頑張ります」と勝ってかぶとの緒を締めた。