【競輪】日本選手権の出場切符争い激化 阿部拓真「1円でも多く稼ぐしかない」

 「関東カップ・F1」(8日開幕・西武園)

 「G1・日本選手権競輪」(5月2~7日・平塚)の出場選考期間は1月末までとなっている。特選シード27人を含めた出場切符162人の争いが激しくなっている。

 8日に開幕する関東カップに出場する賞金ランキングボーダー付近の選手に話を聞いた。

 6日終了時点で賞金ランキング166位の阿部拓真(32)=宮城・107期・S2=は「勝負駆けですね。昨年12月の広島記念で初日失格。4日間走ることができれば良かったけど仕方ない。今場所と次の松戸で1円でも多く稼ぐしかないですね。日本選手権は相性のいい大会。昨年も負け戦だけど2勝できた。補欠にはなりたくないし頑張る」と気合十分。

 同188位の橋本瑠偉(27)=栃木・113期・S2=は10月弥彦、大垣、広島でA級9連勝。S級特別昇級の初戦11月高松F1で優勝と、抜群の勢い。日本選手権初出場へ今開催が鍵となる。「正月はゆっくりして4日から真杉匠(栃木)、樋口開土(東京)と練習。午前街道、午後バンクとしっかり乗り込んだ。今月は今開催と19日からの大宮記念。賞金のことはあまり意識せず、一戦一戦頑張りたい」と平常心で戦うことを強調した。

 最高峰のG1・日本選手権。出場権争いの戦いは月末まで続く。

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