「ボートレースバトルチャンピオントーナメント・プレミアムＧ１」（１２日開幕、びわこ）

　選考基準は前回優勝者、昨年１～１２月のＳＧ、プレミアムＧ１、Ｇ２のレディースオールスター、全国ボートレース甲子園、レディースチャレンジカップ、ファン感謝３Ｄａｙｓボートレースバトルトーナメント優勝者が優先出走権を持つ。さらに昨年１～１０月までのＳＧ、プレミアムＧ１あっせん決定時の選出基準に基づく選出上位１５人のうち、過去１０カ月の勝率上位者となっている。一発勝負のトーナメント方式で、決勝戦の枠番が抽選で決定することも特徴。

　中心となるのは地元・滋賀勢だ。支部長を務める馬場貴也がタイトルを譲らない。昨年は１０月ＳＧ・ダービーを制覇しており、Ｇ１２勝と充実ぶりが目立った。また遠藤エミは昨年３月クラシックで女子初のＳＧ優勝という偉業を成し遂げた。男子強豪とも決して引けは取らない。前回覇者の丸野一樹、レディースチャンピオン優勝の香川素子も存在をアピールする。

　昨年ＳＧ優勝者の中では原田幸哉、池田浩二、片岡雅裕はびわこでＧ１優勝経験がある。ＳＧ優勝こそないが、賞金王争いをけん引した山口剛も１３年のびわこＧ１周年覇者だ。また忘れてならないのは松井繁だ。びわこＧ１は５勝と断然の実績を誇る。