【京成杯】ソールオリエンス納得走 無傷2連勝に向けてラスト1F11秒4
「京成杯・G3」(15日、中山)
無傷2連勝での重賞制覇を狙うソールオリエンスは11日、横山武を背に美浦Wで併せ馬。ゆったりと流していた4角までとは一転、直線では肩の回転を一気に上げて急加速。上がり1F11秒4をマークして、ケイコ駆けするインターミッション(6歳オープン)に1馬身先着を果たした。
手塚師は「(横山武に)先週しっかり追ってもらって、きょうも空いているというので乗ってもらった。しまいの脚を計る感じだから全体の時計(5F69秒9)は遅めでも、納得いく追い切りです」と、ここまでの過程に手応えをにじませた。
楽勝を見込んでいた新馬戦が、たたき合いの末に首差の辛勝。だが、そこで見えたものもある。「根性はなかなかだね。そこは調教では伸ばせないところ。競馬のダメージもなかった」。皐月賞と同じ舞台で結果を残し、堂々とクラシック戦線に名乗りを上げる。