今村聖奈が3週連続Vで今年4勝目&JRA通算55勝目「思い入れのある馬」
22日の小倉10R海の中道特別で2番人気のメイショウブレゲ(牡4歳、栗東・本田)に騎乗した今村聖奈騎手(19)=栗東・寺島=が、3週連続Vで今年の4勝目を飾った。
道中は中団のやや後ろで折り合いをつけると、勝負どころは外々を進出。直線は馬場の大外からの一気の差し切りで、2馬身差のVを決めた。
減量の利かない特別戦でつかんだJRA通算55勝目。聖奈は「1回勝たせてもらっている舞台ですし、調教に乗せてもらっていい状態を維持できていると思っていたので、自信を持って乗りました。1番人気馬は力があるのは分かっていたし、この馬のリズムを大切にして最後はいい脚を使ってくれました」と相棒に感謝した。
「小回りだと早めに踏んで行かないとギアが上がり切らずにゴール板を過ぎてしまうので、しっかりとゴール板で脚を使えるように3~4角から動いて行けたのは良かったです。何より馬が応えてくれたのが良かったですね」と、その末脚をたたえつつ、「続けて乗せてもらっているので思い入れのある馬です」と、パートナーへの熱い思いを明かした。