【競輪】126期生合格者の高木萌那は女子高校野球出身 祖父、父を追って競輪界へ

 126期生として日本競輪選手養成所に入所する高木萌那(本人提供)
 126期生として日本競輪選手養成所に入所する高木萌那(本人提供)
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 19日に日本競輪選手養成所125(男子)、126(女子)期生の合格者が発表され、126期の適性試験に合格した高木萌那(18)が22日、デイリースポーツの取材に応じた。

 高木は2021年に全国高等学校女子硬式野球選手権大会(甲子園)で優勝した神戸弘陵高で捕手。握力は右58キロなど高い身体能力を生かし、競輪選手を志した。

 父は現役のS級選手の高木和仁(48)=福岡・72期=で、祖父はG1覇者の工藤元司郎氏(79)、伯母は競輪キャスターの工藤わこ。幼少のころから競輪を知っていたが、小中は地元の久留米で、高校は強豪の神戸弘陵で野球一筋だった。「小さいころからプロスポーツの選手になりたかったんです」と進路の1つとしてガールズケイリンを考えていたようだ。

 自転車未経験でも競輪選手になれる適性試験を受験。晴れて合格し、5月に養成所に入所。順当に卒業すれば、来年5月にデビューする。「ホームバンクは父と同じ久留米です。将来は神山雄一郎さんみたいにグランドスラムを達成できる選手になりたいです」と目標を高く掲げる。野球で培った勝負根性を引っ提げ、養成所のカリキュラムをしっかりこなし、来春のプロデビューを目指す。

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