【競輪】松山F1 伊藤豊明杯&デイリースポーツ杯 諸橋愛が差し切りV

 「伊藤豊明杯&デイリースポーツ杯・F1」(27日、松山)

 諸橋愛(45)=新潟・79期・S1=が、渡辺雄太のまくりに乗り、最後はゴール前で際どく差し切って1着。昨年8月、函館F1以来の優勝を飾った。渡辺が2着、先行した石原颯マークの松本貴治が3着に入った。

 実力者が顔をそろえた激戦シリーズを制したのは、百戦錬磨の仕事人・諸橋だった。

 レースは打鐘で石原-松本が先制して、北日本3車が中団。渡辺-諸橋は後方になった。脚をためていた渡辺は、2角から猛然と逆襲して一気に前団を飲み込んだ。諸橋は巧みに追走し、ゴール前で持ち前の決め脚を駆使。きっちりと差し切った。

 「朝の練習から重かったし、渡辺君は行けると思ったが、自分は一杯でした」と振り返ったが、やはり最後には幾多の修羅場をくぐり抜けていた経験値、差し脚で勝利をつかみ取った。

 今後は奈良G3(2月2~5日)から高知G1・全日本選抜(同23~26日)に出場予定。グレードレースで本領を発揮する。

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