【POG】姉ディヴァインラヴより早い成長曲線 パクスオトマニカはスプリングSへ(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお届けします。

 中山開催も終了して、今週からは東京開催へ。時がたつのは早いもので、すぐそこにクラシックの足音が近づいてきました。

 そんななか、筆者がPOGドラフト会議でも1位指名していたブラストウェーブ(牡、大竹)がNF天栄での調教中に心不全で亡くなるというニュースが入ってきました。まだまだ完成は先との印象でしたが、これからの活躍が非常に楽しみだった一頭だけに本当に残念。クラブ発表はまだでしたが、次走の予定とその鞍上も聞いていただけにすごくワクワクしていたのですが…。ご冥福をお祈り申し上げます。

 先週は3歳重賞は行われませんでしたが、22日中山の若竹賞でパクスオトマニカ(牡、久保田)が逃げ切りVを収めました。結局、前中山開催は外差しになりそうでならず、内めが全く駄目になることはありませんでしたね。21年菊花賞で、牝馬ながら3着に奮闘したディヴァインラヴの半弟。危なげなく2勝目を挙げ、次走はスプリングS(3月19日・中山、芝1800m)を予定しています。デイリー杯2歳Sの勝ち馬オールパルフェ(牡、和田雄)も同レースへ向かうことが決まりました。

 21日に中山で1勝クラス(ダート1200m)を勝ったオメガシンフォニー(牝、大和田)は、このタイミングで芝を試してみるとのこと。マーガレットS(2月26日・阪神、芝1200m)でもスピードを見せてくれるのか、楽しみです。

 今週のセントポーリア賞を回避したサスツルギ(牡、木村)は、引き続きルメール騎乗でフリージア賞(2月18日・東京、芝2000m)に向かいます。(馬三郎美浦支局・木村)

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