小倉ラスト騎乗の福永が小倉2RでV「上手に走ってくれた」 最終レース終了後にセレモニー

 調教師に転身するため、今月末に騎手を引退する福永祐一騎手(46)=栗東・フリー=が、4日の小倉2Rで、単勝1・7倍の圧倒的1番人気のドナウパールをVへ導いた。

 父エピファネイア、母ドナウブルーという良血が、中団から直線で力強く抜け出して完勝。父母の背中を知る鞍上が、巧みな手綱繰りを披露した。福永の小倉ラスト騎乗、武豊のメモリアルV達成を一目見ようと、詰めかけた多くのファンを沸かせた。

 ユーイチは「口向きの難しい面があったけど、レースではそういう面を見せず、上手に走ってくれました。ケイコより芝での走りが良かったし、きょうの内容ならクラスが上がっても楽しみですよ」と振り返った。

 なお、最終レース終了後には、花束贈呈などのセレモニーが行われる。

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