【競輪】奈良G3 村上義弘氏が引退後初のトークショー GP観戦で声を出し身バレ
「春日賞争覇戦・G3」(4日、奈良)
開設記念のG3シリーズが開催されている奈良競輪に、昨年に現役を引退した村上義弘氏(48)が登場し、トークショーを行った。
昨年9月に引退を発表し、10月に地元の向日町で引退セレモニーを行って以降、久しぶりにファンの前に姿を現した村上氏。司会を務めた山口幸二氏から冗談交じりに死亡説を問われたが「疲れて切ってずっと家でゆっくりしてました。初めて家族らしいことをしている」と現在の状況を明かした。
昨年末のKEIRINグランプリ(平塚)は現地で観戦。「あの2人(脇本雄太、古性優作)を生で見たくて行った。気持ち的には(自分が)3番手を固めて、最後に外を踏んでアタマまで行っていた」と笑いを誘った。「完全プライベート」でこっそりと現地観戦をしていたようだが、ゴール後に「脇本!古性!って声を出したら、周りに人達に『やっぱりお兄ちゃんだよね』と言われました」と近畿の後輩2人がワンツーを決め、自身も熱くなった結果、身バレしてしまったようだ。
場内には多くのファンが詰めかけ「昨年のセレモニーを最後にみなさんの前に出ることはなかったんですが、改めて28年間、しっかり最初から最後まで全力で取り組めたのはみなさんのおかげ。いい競輪人生を送れました。ありがとうございました」と語り、大きな拍手が起きた。