【きさらぎ賞】フリームファクシが断トツ人気に応える 川田「無事に勝てて良かった」
「きさらぎ賞・G3」(5日、中京)
単勝1・3倍の1番人気に推された川田騎乗のフリームファクシが、道中2番手から直線で馬場の真ん中に持ち出して伸び、外を猛追した2番人気オープンファイアを頭差封じてV。重賞初タイトルを手にした。勝ちタイムは1分59秒7(良)。6番人気のクールミラボーが、初芝をモノともせず3着に食い込んだ。
半姉は国内外G1・2勝馬ディアドラ。登竜門を制した期待の良血に、川田は「結果に関しては無事に勝てて良かったと思います。能力の高い馬で、2着も能力の高い馬。2頭が抜けている中で、押し切ることができて良かった」と納得顔。今後の課題として「走りだしてからの力み。ご覧の通り、今回も力んでいた。動きが良くなっている分、進み過ぎるところがある。真面目な馬なので」と説明しつつ、「ポテンシャル的にG1に手が届く馬。重賞を獲れてクラシックに向かえるということでホッとしています」と話した。