【きさらぎ賞】オープンファイア2着 ムルザバエフ「いい馬になる」
「きさらぎ賞・G3」(5日、中京)
頭差届かなかった。2番人気のオープンファイアは中団からメンバー最速の末脚で勝ち馬フリームファクシに猛然と迫ったが、重賞初挑戦は2着に終わった。
初めてコンビを組んだムルザバエフは「改めてすごくいい馬だと感じました。もっと距離が長かったら差し切れたね。でも、まだ子どもっぽい。今せかすよりも成長を待った方が将来的にすごくいい馬になる」と秘める素質の高さを評価した。
ディープインパクトの数少ないラストクロップの1頭。斉藤崇師は「惜しかったですね。でも、レース内容は大幅に良くなった。正直、もう少し賞金を加算したかったけど、先のある馬なので無理することなく、馬の成長に合わせて次を決めたい」と、収穫のあるレース内容に今後への期待を膨らませた。