【共同通信杯】ダノンザタイガー 重賞初V狙う 2億7000万円超良血馬が牙をむく

 「共同通信杯・G3」(12日、東京)

 東の虎がクラシック登竜門で牙をむく。名伯楽・国枝師がダービー制覇を期待するダノンザタイガーが始動。20年セレクトセールで2億7000万円(税抜き)の値が付いた超良血馬が、最初の重賞タイトルを狙う。

 新馬戦を取りこぼしたが、2戦目で勝ち上がり、続く東スポ杯2歳Sは長く脚を使って際どい2着まで迫った。勝ち馬とはコース取りの差だけ。負けて強しの内容で“クラシック級”の看板に偽りなしを示した。

 1週前は川田が駆け付け、美浦Wの3頭併せで豪快に最先着。「本質がいい馬なので時計は出ますが、乗っている感覚からするとまだ動けていません。まだまだ時間が必要なタイプで、もっと良くなります。まず来週、競馬をするにあたってはこの状態で頑張ってもらわないと、と思います。いい成長を伴いながらダービーへと向かっていければ」と最大目標を見据えた。

 国枝師は「川田君のなかでは、もっと前走からグッと上がるイメージがあったみたい。これからもっと良くなるとは思うけど、一つ一つ成長して進んでいる。できれば次に自信を持って行けるように、勝ってほしいよね」と力を込める。ここを世代の頂点への足がかりとしたい。

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