【共同通信杯】コレペティトール末脚発揮だ 中竹師は性格のよさ強調「何とかクラシックへ」

 「共同通信杯・G3」(12日、東京)

 未勝利戦-こうやまき賞を連勝したコレペティトールは、17年きさらぎ賞を制したアメリカズカップや、今週の京都記念に出走するキングオブドラゴンの弟。きょうだいはややムラ駆け傾向にあるが、中竹師は「調教から何から難しいところはないです」と性格の良さを強調する。

 特筆すべきは前走のこうやまき賞。中団から進出し、直線外から豪快に差し切った末脚はひと際目を引いた。「マイルでも折り合いはついたし、問題なく勝ってくれた。100点に近い内容だった」と師。広い府中で再びあの末脚を発揮できれば、初の重賞挑戦でも面白い存在になる。

 前走後は短期放牧で英気を養い、帰厩後の調整も順調そのもの。1週前には栗東坂路で4F54秒0-39秒1-12秒8をマーク。短期間ながらも「若干しっかりしてきた感じがする。体がカチッとしてきた」と確かな成長を感じている。

 2走前に未勝利戦を快勝した東京芝9Fが舞台。好走条件はそろった。「今の時期に2勝してくれたし、何とかクラシックへつなげたい。2走前には距離やコース、輸送も全てクリアしてくれた。相手は強いが、現状でどれだけやれるか、期待したい」と指揮官。底力のある血統は魅力。連勝中の勢いは侮れない。

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