福永祐一が地方競馬ラスト騎乗で見事に重賞V バーデンヴァイラーを交流重賞2勝目に導く 「幸せな気持ちです」
2月末でジョッキーを引退し、調教師に転身する福永祐一騎手(46)=栗東・フリー=が9日、佐賀記念で2番人気のバーデンヴァイラー(牡5歳、栗東・斉藤崇)に騎乗し、昨年のマーキュリーC以来となる重賞2勝目へと導いた。
スタート後はスムーズに2番手へ。勝負どころで逃げたディパッセを残り400メートル手前でつかまえると、直線は後続の猛追をきっちりと封じ込めた。自身の地方競馬ラスト騎乗で、見事に重賞制覇を果たし、佐賀競馬場に集まったファンを喜ばせた。
福永は「最後の交流競走を一番いい形で締めてくれて、幸せな気持ちです。(佐賀記念を)なかなか勝つことができなかったですが、勝利をプレゼントしていただいてうれしいです」とコメントした。