ウイニングチケットに柴田政人氏「大恩のある馬でした」
93年ダービー馬ウイニングチケットが疝痛のため、18日に死んだことが明らかになった。33歳だった。けい養するうらかわ優駿ビレッジAERUが同日、公式ツイッターで明らかにした。
現役時に主戦を務めた柴田政人氏は「函館で伊藤雄二先生から“ダービーを獲らせてあげる”と言われてましてね。コンビを組むことになりました。念願のダービージョッキーにしてもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです。
05年ごろから毎年、牧場へ会いに行っていたのですが、ファンの方も大勢いらっしゃってね。とてもうれしかったです。函館のパドックでビワハヤヒデと一緒にお披露目された(2010年)こともあったのですが、体は黒光りしていて、現役でもやれるんじゃないかと思いましたよ。2頭を見つめながら、岡部(幸雄)と当時を語れたこともいい思い出です。
33歳という年齢を考えれば大往生でしょう。本当に、大恩のある馬でした」とコメントを寄せた。