【阪急杯】グレナディアガーズ 逆襲だ 22年未勝利と絶対に負けられない一戦
「阪急杯・G3」(26日、阪神)
グレナディアガーズが今季の始動戦を迎える。このレースで復帰予定だった21年スプリンターズS覇者ピクシーナイトが、1週前追い切り後に歩様が乱れたため出走を回避。これにより、ライバルで重賞V歴ありはホウオウアマゾン(21年アーリントンC)のみと、かなり低調なメンバー。唯一のG1ウイナーとして、ここは絶対に負けられない一戦だ。
22年はスプリント戦に挑んだ2戦で12、19着と大敗を喫したものの、連覇を狙った前走の阪神Cが鼻差の2着。福永助手は「勝ち馬とは枠順やコース取りの差がありましたからね。海外遠征からの帰国初戦に加え、休み明けだったことを考えれば、改めて力を示すレースができたと思います」と評価する。
レースを使ったことで状態は上向きだ。1週前の栗東坂路では、新たにコンビを組む岩田望を背に4F52秒2-11秒8の好時計をマーク。同助手は「太め感のない体つきで、問題のない動きを見せています。引き続き実績あるコース&距離で、条件もいいと思います」と期待を込めた。
22年は3戦未勝利で悔しい思いをしたが、前走内容からも能力に陰りはなし。3戦3連対と好相性舞台で久々のVを飾り、逆襲の一年をスタートさせる。