【競輪】原田研太朗が豪快まくりでデイリー杯をゲット!G1裏開催で貫禄示した

 「FC東京杯&デイリースポーツ杯」(23日、京王閣)

 原田研太朗(32)=徳島・98期・S1=が、後位競りを尻目に最終2コーナー4番手から豪快にまくって1着。前場所の小松島に続いて優勝を飾った。2着は小埜正義(千葉)-武井大介(千葉)の後ろから伸びた佐々木龍(神奈川)、3着は山下渡(茨城)。

 原田が思い入れのある京王閣で今年2回目の優勝を達成した。

 京王閣は昨年10月のG3以来の参加。「人の後ろは回りません。これからは自力だけで戦っていきたい」と宣言した場所だ。単騎で走った4日間は7、6、7、8着と一度も車券に絡むことができず迷惑をかけた。今回はリベンジに燃えていた。

 原田後位は大森慶一(北海道)と中田健太(埼玉)の競りになり、道中は4番手。南関ラインのけん制を受けながらも豪快にまくって優勝をつかみ取った。

 「どんな展開になっても2角から仕掛けるつもりだった。最後は伸び勝った手応えはありました。京王閣での優勝はうれしい」と振り返った。

 今開催はG1・全日本選抜の裏開催。G1・日本選手権(5月2~7日・平塚)では豪快な一撃でビッグレースを盛り上げるつもりだ。

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