【競輪】高知G1 スタミナ丼パワーの町田太我 ニラ色ユニホームで準決も激走

 「全日本選抜・G1」(24日、高知)

 「高知は食事がおいしくていいんです」と語る町田太我(22)=広島・117期・S1。当所とは好相性で、これまでの2場所で優勝こそないが、6走で4勝、2着1回。今場所はG1ながらも3、1着で準決に進出した。

 1、2次予選ともタイミングよく仕掛けているが、圧巻だったのは2次予選9R。並み居る強豪を抑えて打鐘3角から始動。果敢に風を切り、ゴールまで誰も抜かさず1着だった。「2日目はいいタイミングで仕掛けられました。最終バックからは坂井洋さんを警戒して踏みました」。番手回りの香川雄介(香川)だけでなく、平原康多(埼玉)ら実力者も封じて、かなり自信になったようだ。

 高知と相性がいい理由を尋ねると、冒頭のコメントを口にした。続けて「スタミナ丼がいいんです。豚肉とニラの丼なんですよ」とニヤリ。2次予選に続いて準決も6番車。ニラ色ユニホームで再度の逃走劇がありそう。3日目10Rは松浦悠士(広島)-香川が援軍。スタミナ丼パワーを発揮して、ゴールまで果敢に踏み抜く。

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