【中山記念】久々も何の!5番人気ヒシイグアスが貫禄の重賞V3

 中山記念を制したヒシイグアス(左)=撮影・園田高夫
 中山記念を制したヒシイグアス(左)=撮影・園田高夫
 ヒシイグアスと松山弘平騎手(左から4人目)
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 「中山記念・G2」(26日・中山)

 長期休養明けでも、やはり実力が違った。昨年の宝塚記念2着以来となった5番人気のヒシイグアスが、直線で馬場の真ん中を堂々と抜け出し完勝。一昨年の同レース以来、自身3つ目の重賞タイトルを獲得した。

 開幕週とあって、各馬が前めを意識する展開。武豊騎乗のドーブネが引っ張る流れの中、道中は中団の内で脚をためた。3~4コーナーでは抜群の手応えのまま好位まで進出。直線で若干前が詰まるシーンはあったが、進路を外へ切り替えると一気に前団をのみ込み、Vゴールを駆け抜けた。

 2着は8番人気のラーグルフ、3着には7番人気ドーブネが続いた。圧倒的1番人気に支持されたソーヴァリアントは直線で伸びを欠き、9着に沈んだ。

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