【チューリップ賞展望】ドゥーラが好発進決めるか
「チューリップ賞・G2」(3月4日、阪神)
桜花賞に向けて始動するドゥーラ。阪神JFは出遅れて後方からの競馬となったが、メンバー最速の上がりで6着まで追い上げ、脚力の高さを示した。1週前追い切りは、栗東CWの3頭併せで6F79秒3-11秒7の好時計をマーク。シャープな伸び脚を披露し、上々の気配を伝えた。戸崎圭との新コンビで好発進を決める。
昨年暮れの中山で新馬戦を制したペリファーニア。最速上がりで2着に2馬身差、3着にはさらに5馬身差をつけて快勝した。半兄が先日引退したエフフォーリアと血統面は文句なし。キャリア2戦目で未知なる部分はあるが、無傷2連勝を飾っても何ら驚けない。
キタウイングもVの資格は十分。阪神JFこそ14着と大敗したが、新潟2歳SとフェアリーSを制した実績はメンバー屈指のものだ。他では新馬戦-つわぶき賞と連勝中のルミノメテオールや、こぶし賞を逃げ切ったモズメイメイ、エルフィンS2着のコナコーストなど伏兵も多彩。