【フィリーズR】ルーフ目指す3連勝 1200メートルからの距離延長に自信 桜切符獲得へ

 「フィリーズレビュー・G2」(12日、阪神)

 桜花賞(4月9日・阪神)への出走をかけた西のトライアル最終戦。1200メートル戦を連勝して勢いに乗るルーフが3連勝を狙う。陣営は200メートルの距離延長にも自信を示し、初タイトル&桜切符獲得に照準を定めた。

 連勝の勢いそのままにタイトル奪取を狙う。未勝利戦を4馬身差で完勝し、萌黄賞へと挑んだルーフ。逃げ切った初勝利と違い、3番手の好位で運び、最後は力強く差し切った。

 「強かったですね」。そう言って感心した清水久師は「進路がなくて、外へ出せずに負けるかなと思ったから」と続けた。外へ出すロスと追い出しが遅れた内容を考えると、0秒1差の着差以上に強い内容だった。

 追い切り前日の7日は栗東坂路で4F66秒1-16秒5。軽めの調整で息を整えると、状態について「変わりなく来ている」と満足げに語った。1週前には4F51秒8と自己ベストをマーク。「そう出る時計じゃない。ただ、どこが変わったというわけではない。いい馬で、もともと期待していたから。これからもっと良くなる」とトレーナーは胸を張る。

 1200メートルで連勝したとあって、今回は距離延長が鍵を握る。東京の1400メートルで3着と敗れた3走前も「前半に脚を使ってしまった」と力負けではないことを強調し、「前走の内容からも、タメた方がいい。千四も大丈夫だと思う」と不安はない。

 「引き続き状態はいいので、権利を獲れたら」。3着までに優先出走権が与えられる桜花賞トライアル。狙うは3連勝だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス