【ボート】多摩川G1 村岡賢人がリズム良好!同県・茅原悠紀のアドバイスに「先輩って偉大ですね」
「ウェイキーカップ・G1」(9日、多摩川)
4日間の予選が終了し、準優進出のベスト18が決定した。得点率トップは予選オール3連対の鶴本崇文(大阪)。5日目11Rの1号艇に決まった。残る1号艇は2位の毒島誠(群馬)が12R。3位の茅原悠紀(岡山)が10Rとなった。
村岡賢人(33)=岡山・105期・A1=は4日目8Rを4カドから3着と好走し、10位で予選突破を決めた。「現状、足に不満なところはない。特に伸びが良くて準優でも戦える」と好感触だ。
今年は中国地区選手権でもG1優出。リズムも悪くない。「地元(児島)でオーシャンカップが行われるし(地区選を)足掛かりにできたらと思っていました」と振り返る。
好調の要因は的確なアドバイスを生かせていること。「このリズムの良さは茅原さんからメンタル面などについて助言してもらったおかげです。先輩って偉大ですね」とニッコリ笑う。
具体的には「今まではエンジンの良しあしとかで一喜一憂してたけど、悪いエンジンで結果を出せば自信になるとか、そういうポジティブに考えたりするようにしました」と明かす。「そうすると変な力も入らなくなり、空回りしなくなりました」。準優は偉大な先輩と一緒に走り、通算4回目のG1優出を目指す。