【ボート】多摩川G1 毒島誠が貫禄のイン逃げV!次走SGへ弾みをつけた

 「ウェイキーカップ・G1」(11日、多摩川)

 最終日12Rで優勝戦が争われた。1号艇の毒島誠(39)=群馬・92期・A1=がインから逃げて快勝。優勝賞金1000万円と、来年の「SG・クラシック」(2024年3月15~20日・戸田)の優先出場権を獲得した。多摩川周年記念は20年以来、2度目の優勝。通算71回目、G1は昨年9月の桐生周年記念以来で15回目。2着は4カドから差した池田浩二(愛知)。3着には深谷知博(静岡)が続いた。

 人気を集めた毒島が、貫禄の逃走で2度目の多摩川周年Vを決めた。

 インからコンマ09のトップSを決めて先マイ。強力なライバルを振り切った。「すごい緊張していたのでホッとしています」と安どの表情を浮かべた。今節は調整もしっくり来ない状態が続いたが、それでも予選を2位で突破。準優は唯一のイン逃げを決めるなど、仕上がりの不安を感じさせない走りを見せていた。

 当地は2月に一般戦を走ったばかり。その前回は優出2着に敗れたが「近況は地元(桐生)よりも多摩川を走っていたのでアドバンテージはありました」と今回の糧にした。

 次走はSG開幕戦。この優勝を弾みに、初のクラシック制覇でSG8冠目をつかみ取る。

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