【競輪】山田庸平が松山記念V まくり一撃で2回目のG3制覇

 「金亀杯争覇戦・G3」(12日、松山)

 山田庸平(35)=佐賀・94期・S1=が、伊藤颯馬(沖縄)マークから自力に転じて1着。昨年7月、佐世保以来となる通算2回目のG3制覇を果たした。2着に松本貴治(愛媛)、3着に福田知也(神奈川)が入った。

 電光石火のまくり一撃だった。山田が超強力な南関カルテットを乗り越えた。「最近、動けていなかったので、いいきっかけをつかめました」。優勝カップを手に最高の笑みが浮かんだ。

 レースは打鐘4角からスパートした郡司浩平(神奈川)が主導権を奪取。山田は後方になり、最終2角で前を任せた伊藤が一杯になると、自力にチェンジ。3角で福田のブロックをかいくぐり、Vゴールを駆け抜けた。

 自力、番手戦ともにソツなくこなし、自在性に磨きがかかってきた。九州の主軸として、初のビッグタイトル獲得は着実に近づいている。次走は別府G2・ウィナーズカップ。(18~21日)。「これで弾みがつきました」。俊敏に駆けてV獲りに挑む。

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