【ボート】新田洋一が住之江でデビュー初優勝を達成
「ボートピア梅田開設16周年記念競走」(13日、住之江)
優勝戦が行われ、3号艇の新田洋一(29)=広島・119期・B1=がまくりで快勝。2016年11月に宮島でデビュー以来、うれしい初優勝を飾った。
13日は追い風3メートルのコンディション。「ちょっと怖かったけど、自分を信じていきました」とコンマ05の全速スタートを踏み込むと、1Mでこん身のターンを敢行。人気を集めた1号艇の本多宏和(愛知)、2号艇で地元の主力・丸岡正典(大阪)をまくりで沈め、バックで先頭に浮上。後続にはグイグイと差を広げ、歓喜のVゲートを駆け抜けた。
「めちゃくちゃうれしい。信じられないくらいです」とデビュー初Vに笑顔も弾む。今節の出走前に、地元広島の先輩・辻栄蔵からアドバイスを授かり「いい報告ができますね」と自身の優勝は最高の恩返しとなった。
「A級に昇格して、辻さんと一緒に記念レースを走りたい」と新たな目標を胸に、成長ロードを突き進んでいく。