【フラワーC】重賞初挑戦パルティキュリエ好素材 田中博師も期待「動きの質がいい」
「フラワーC・G3」(18日、中山)
今年のフェブラリーSを制し、G1トレーナーの仲間入りを果たした田中博師。今、最も勢いのある指揮官が、大きな期待を寄せるパルティキュリエを重賞舞台に送り込む。
新馬戦2着後、2戦目の前走を危なげない内容で快勝。そこから放牧を挟んで4カ月ぶりの実戦になるが、「動きの質が変わらずいいし、メンタル面もいい」と田中博師の評価は高値安定。「動きは休み明けを感じさせません」と仕上がりにも太鼓判を押した。
左の後肢が弱く、まだ走る時のバランスに左右差があるという現状。だが、「そんな中で前走を勝ちましたからね。そのバランス面も徐々に改善してきている」とした上で、「(走法のバランス的にも)右回りに変わるのはプラス」と舞台の中山を歓迎している。
デビュー3戦目での重賞初挑戦。「まだ成長は必要ですが、素材の良さを感じているので、今回のようなメンバーでメドを立ててほしい」と力を込める。3歳牝馬路線の勢力図を塗り替えるだけの快走を見せたい。