【高松宮記念】メイケイエール 順調アピール 池添「走った分、スッキリしてくれたら」

 「高松宮記念・G1」(26日、中京)

 香港スプリント5着以来のメイケイエールは15日、池添を背に栗東CWを単走。序盤こそ行きたがる素振りを見せたものの、3角過ぎには折り合って4F47秒0-34秒4-11秒7の好時計をマーク。悲願のG1制覇に向け、海外帰りでも順調な仕上がりをアピールした。

 感触を確かめた鞍上は、「あれだけ速い時計で走っても体のブレがないし、息遣いも全く乱れていない。体の充実度がすごいし、スケールアップしています」と動きや仕上がりを評価。一方、「この馬に関しては折り合いですからね。自分の中では、きょうはコントロールの部分で納得はいってません」と反省点を挙げた。

 それでも重賞6勝、G1でも4回の掲示板と能力は間違いなくG1級。「久々にこれだけ走った分、スッキリしてくれたら」と鞍上が言う通り、このひと追いがガス抜きとなれば、好走必至だ。

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