【競輪】橋本瑠偉が立川デイリー杯制覇 同県同期・真杉匠の先行に乗ってS級2回目の優勝
「デイリースポーツ杯・F1」(7日、立川)
橋本瑠偉(28)=栃木・113期・S2=が真杉匠(栃木)のカマシ先行を追走して最終4角で差して1着。昨年11月の高松F1以来、S級2回目の優勝を達成した。真杉-橋本のカマシを3番手で受けた松井宏佑(神奈川)が懸命に追って2着。真杉が3着に粘った。
栃木同期コンビが結束力を発揮。番手で絶好の展開をモノにした橋本が今年初優勝を決めた。「真杉君のおかげ。決勝は打鐘から行くからって言われていたけど、ダッシュが強烈で離れかけた。追い付いてからも松井さんが後ろから迫ってきていたし、勝たなきゃダメだと思い、しっかり前に踏んだ。優勝できて良かった」とレースを振り返った。
この優勝でG2・サマーナイトフェスティバル(7月15~17日・函館)、G2・共同通信社杯(9月15~18日・青森)の出場に大きく前進。今後はビッグレースでの活躍も期待したい。
「5月には宇都宮記念がある。決勝に上がって真杉君の前で頑張りたい。記念は2次予選が突破できていないので、まずは決勝進出を目指して練習を頑張っていきたい」と気合を入れ直した。今後は小田原、武雄と記念開催が続く。記念戦線で結果を出せるか注目だ。