【競輪】新田祐大が今年2回目、通算11回目のG3制覇 ガールズは小泉夢菜が優勝
「よさこい賞争覇戦・G3」(9日、高知)
新田祐大(37)=福島・90期・SS=が、最終2センター6番手から外を踏み上げ、ゴール前で抜け出して1着。1月、立川以来となる通算11回目のG3制覇を果たした。松浦悠士が2着、町田太我が3着だった。また、9R・ガールズフレッシュクイーンは、小泉夢菜(24)=埼玉・122期・L1=が制した。
まさにG1級の豪華メンバーがしのぎを削った4日間。最後に栄冠を手にしたのは、グランドスラマーの新田だった。
レースは広島トリオが先制すると、犬伏がすかさず逆襲に出た。新田は前団の動きを見ながら仕掛けのタイミングを狙った。そして、最終2センター6番手から外を踏み上げて1着でゴールを駆け抜けた。「ほぼ作戦通りの展開で、落ち着いて立ち回ることができました」。レースの流れを的確に読み勝機をつかんだ。
次走は13日からの小田原G3戦。そして、平塚G1・日本選手権(5月2~7日)へと向かう。「次で得られるものを得て、万全でダービーに臨みたい」と表情を引き締めた。