【競輪】小田原G3 郡司浩平が番手まくりで優勝!次走ダービーへ「次につながる開催になった」
「北条早雲杯争奪戦・G3」(16日、小田原)
地元のエース・郡司浩平(32)=神奈川・99期・SS=が番手まくりを放って1着。2月静岡以来、通算17回目のG3制覇となった。2着には新田祐大(福島)、3着には和田圭(宮城)が入った。
絶好の展開をしっかりとモノにした。郡司が番手まくりを放ち、4回目の大会制覇を果たした。レースは残り2周半で、南関ライン4車の先頭を務めた深谷知広(静岡)が前に出る。深谷は快調に飛ばして隊列は一本棒に。郡司は最終バックストレッチから前に踏んで1着でゴールを駆け抜けた。
「深谷さんが早めに仕掛けてくれました。その気持ちに応えるためには、あのタイミングしかなかった。優勝するために前に踏ませてもらいました」
次走はG1・日本選手権(5月2~7日・平塚)。「優勝できたことは大きい。次につながる開催になりました。悔いのない状態でダービーに入れるようにしたい」とG1最高峰の舞台へ向けて気持ちを引き締めた。