【ボート】大峯豊が児島で今年初V「目標は英治さんを超えること」

 「一般戦」(17日、児島)

 6日間開催の児島ボートは、2号艇から4コースカド戦に出た大峯豊(39)=山口・A1・92期=がまくりで優勝。5コースの金児隆太がまくり差し、6コースの砂長知輝が差して3着に入った。デビュー初優出で1号艇の栗原直也は深いインからコンマ11のSを決めたが、結局4着に終わった。

 S展示の2コースから本番では4コース戦に出た大峯は「2コースから行くつもりだったが、(深い進入には)さすがにつきあえない。足は仕上がっていたし、どこからでも勝つ自信があった」と深いスローに見切りを付けてカド戦を選択。コンマ08のSで一気にまくり切った。

 今節は初日12Rの選抜戦1号艇に抜擢され、シリーズの主役として順調に滑り出したが、3日目前半に不完走失格。「3日目の不完走で気持ちは下がったが、ここまで勝ち上がることができた。予選では逃げだけだし、準優も回っただけで勝ち切れていなかった。王道の逃げが良かったが、最後に勝ててうれしい」と最後に主役の座を奪還した。

 2022年は7月に児島で優勝し、終盤の追い込みで年間V5を決め、SG・クラシックの出場権利を獲得した。今年を目標を聞くと、「大きな目標を立てると挫折してしまいそう。とりあえず英治さんを超えることですかね(笑)。グランプリVも目の前で見せてもらった。クラシックは僕と(佐々木)完太の2人で行ってふがいない成績。山口はあの2人が抜けている。早く僕らも追い付かないと行けない」と白井英治と寺田祥の背中を追いかける日々。一般戦では格上の大峯だが、SGではまだ実績がない。「今年も児島から始まる」と、G1初Vを含め通算V4という好相性の児島から、快進撃のスタートだ。

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