【オート】オールスター・SG 鈴木圭一郎が3連覇達成!初のSG女子制覇を目指したサトマヤは2着
「オールスター・オートレース・SG」(30日、飯塚)
圭一郎がSG3連続Vで大会3連覇-。5番手から追い上げた鈴木圭一郎(28)=浜松・32期=が、8周1角で抜け出し、3年連続4回目の大会制覇を飾った。SGは3回連続となる通算14回目の制覇で、優勝賞金1420万円を獲得した。2着は史上初のSG女子制覇が懸かっていた佐藤摩弥(川口)、3着には青山周平(伊勢崎)が入った。
鈴木が7枠の不利を克服して、14回目のSGを奪取した。昨年12月のスーパースター王座決定戦(川口)、2月の全日本選抜(浜松)に続くSG3連覇。今年2回目のSG制覇で、MVPを争うライバルの青山に大きな差をつけた。
レースは2枠の西原智昭(伊勢崎)が好Sで逃げ、篠原睦(飯塚)、佐藤が続いて、鈴木は5番手から。佐藤が4周目に篠原を抜いて2番手に上がったが、猛追した鈴木が7周1角で佐藤をかわし、逃げた西原を8周1角で差して抜け出した。10周1角で佐藤が西原を差して2着に健闘。青山が10周3角で西原を差して3着に入った。
「昨日(準決勝戦)までかなりエンジンが悪かったので夢のようです。今節は整備に夢中で(3連覇は)頭になかったです。今日は周回するごとに良くなって、いい状態でした」と鈴木はホッとした表情。
意外なことに、今年の優勝はSGの2回だけ。一般戦はスーパーハンデや、8枠の不利で、優出はしても惜敗続きだった。次走は10日から地元の浜松で開催されるG1開場記念ゴールデンレースに出場予定。再び青山周や佐藤摩らを相手に主役を務める。