【オート】森且行 復帰して初の優勝戦は8着でも「いい緊張感はあったよ」

 復帰後、初の優勝戦は8着に終わったが「また、一歩一歩頑張ります」と前を向く森且行
 復帰後初の優勝戦は8着に終わった森且行
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 「川口市営・普通開催」(6日、川口)

 開催最終日の12Rで行われた優勝戦に出走した森且行(49)=川口・25期=は、勝った栗原佳祐(浜松)の8着に終わり、落車事故から復帰して初めての優勝を果たせなかった。

 レースは36期のスーパールーキー・栗原が0ハンの1枠からマイペースで逃げ切り、デビュー7節目で、2回目の完全優勝を達成。2着に鈴木宏和(浜松)、3着に佐藤摩弥(川口)が入った。森は20線の5枠から5番手に付けたが、徐々に後退。4周目で最下位まで下がってしまった。

 「疲れたよ。全然駄目です。腰周りをやり過ぎて、楽にするつもりが逆に出た。エンジンは悪くないし、タイヤも滑らないんですが、コーナーが回れない。8着?もうちょっと離されるかと思ったけど…。次の優勝戦は7着を。一つ一つ上げていきたい。久々の優勝戦で、いい緊張感はあったよ」と笑った。

 長期休養明け3節目で優出したことは、さすがSG覇者といえるが、エンジンを仕上げても、まだ体が言うことをきかないようだ。

 森は1日も休むことなく、7日から3日間開催の川口ナイターに出場する。浜松のG1・開場記念ゴールデンレースの直前なので強敵は少ない。栗原佳祐も鈴木宏和も佐藤摩弥もいない。

 「とりあえず優勝戦には乗りたい」と気合を入れ直す。森の前回優勝は2020年11月3日の地元SG・日本選手権。最重の10メートル前のハンデを生かして、再び2年半ぶりの優勝にチャレンジする。

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