【オート】残念!森且行は優勝戦3着 2年半ぶりのVならず
「川口市営・普通開催ナイター」(9日、川口)
開催最終日の12R優勝戦に、大ケガから復帰して4節目の森且行(49)=川口・25期=が出走。2020年11月3日のSG・日本選手権オートレース(川口)以来、2年6カ月ぶりの優勝を目指したが、惜しくも3着に敗れた。しかし、2節連続のファイナル進出で、前節の8着に比べると大きな進歩だ。
森の試走は3秒30で、メンバー中5番目。前日の3秒28よりも動きは落ちていた。
レースは10線の3枠から3番手のスタート。試走3秒28の上和田拓海(川口)が2周目に森を抜き、逃げた古木賢(川口)を5周3角で差し切り、2年4カ月ぶりの優勝。
森は山田真弘(川口)を抜いて3番手を追走。猛追した中村雅人(川口)を僅差退けて3着をキープした。
「左のハンドルが駄目でした。タイヤは準決の方が良かった。5走して低いから替えたら良くなかった。次は左ハンドルを合わせて頑張ります」と話した。
4月6日に骨盤、腰椎骨折の大ケガから802日ぶりに奇跡的な復帰を果たして3、4節目の連続優出は、底力がある証拠。まだ、両足にマヒが残っているが、着実に本来の動きを取り戻しつつある。
次走は15~18日の川口に出場予定。連続優出したことで、ハンデが重化されて、B級でも最重ハンデになりそうだが、8月のSG・グランプリ(8月10~15日・伊勢崎)の出場権へ希望を残すためにも、3節連続優出を目指す。
※グランプリの出場権は昨年6月1日から今月末までの優勝戦の着順ポイント合計で決定。前2年は14点がボーダー。森は目下7点で、次節に優出して2着以内が目安。