【オート】森且行が3節連続で優勝戦に進出!18日に復帰後の初Vを目指す

 「川口市営・普通開催」(17日・川口)

 開催3日目10Rで行われた準決勝戦を、骨盤・腰椎骨折の大ケガから復帰5節目の森且行(49)=川口・25期=が2着に追い上げ、3節連続でファイナル進出を決めた。

 気温33度、走路温度44度の“熱走路”だったが、試走で3秒35の一番時計を出した森が断然の1番人気に推された。

 レースは高塚義明(川口)が先行し、藤川竜(飯塚)と角南一如(山陽)が2、3番手。森は6番手に置かれたが、徐々に進出し、4周3コーナーで角南と藤川の2車をまとめて差し切り、2着に浮上した。

 「角南君に行かれたので厳しい展開だったけど、3周目から転んでもいいと思って走った。後半いいなあ。左ハンドルは2ミリずらして良くなった。直線は滑るけど、コーナーは突っ込める。あそこ(4周3コーナー)は突っ込んでも止める自信があった。スタートで出ていかず、展開を作れないのでクラッチを扱います」

 これで復帰3節目から3節連続で優出を果たし、さすが日本一に輝いた実績があるトップレーサーの底力を発揮している。

 18日の12R優勝戦で、2020年11月3日のSG・日本選手権オートレース(川口)以来、2年6カ月半ぶり、通算33回目の優勝を目指す。

 また、8月のSG・オートレースグランプリ(伊勢崎)出場も懸かる一戦となる。このSGの出場権ポイントは、優勝なら17点、2着なら15点になり、最近2年のボーダー14点を突破。他選手の成績にもよるが、出場の希望が出てくる。仮に今回着外でも、次節の川口記念で優出すれば、ほぼ当確になる。

 ※グランプリの出場権は昨年6月1日から今月末までの優勝戦の着順ポイント合計で決定。

 一般戦のポイントは1着から①10②8③6④5⑤4⑥3⑦2⑧1点。G2のポイントは1着から①15②13③11④10⑤9⑥8⑦7⑧6点。

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