【ボート】とこなめ 野中一平が地元から唯一のファイナル進出
「イースタンヤング・G3」(15日、とこなめ)
1番人気の1号艇・小池修平(大阪)が、コンマ01の勇み足でまさかの返還欠場。大波乱の準優10Rで1着を決め、優出一番乗りを決めたのは地元の野中一平(28)=愛知・115期・A1=。「Sは様子を見ながら行ったが速いと思った。マジに自分が切ったと思ってあせってました」とレース後も表情はこわばっていた。「でも1Mはしっかりと回ろうと思って回った。健士郎にペラを教えてもらい昨日よりターン回りがだいぶスムーズになった」と足の上積みに表情は落ち着いた。
やっと納得のいく足になったが「展示タイムは出ているけど、まだ体感はそうでもないんですよ。エンジンの数字があるし、まだその辺に伸び代があるんだと思う、直線は下がる事はないし今も(小池)修平とも変わらなかった。明日はターン回りをもっと良くして1M艇間をつけるようにしたい」と優勝するための盤石の足を求める構え。
地元で気合を注入し乗り込んできた今回。「地元だし優勝戦に乗ろうと思って来た。最低限のノルマはクリアしたので今度は地元初優勝を狙います。“俺の冒険は終わらない”」と地元で唯一の優出に気合を込めた。