【ボート】徳山グラチャンカウントダウンコラム1
「SG・第33回グランドチャンピオン」が20日から25日までの6日間、山口県のボートレース徳山で開催される。過去1年間のSG優出者と、SG予選得点上位者などから選出された豪華メンバーによる熱い闘いに注目だ。
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徳山ボートは、瀬戸内海の笠戸湾に面しており水質は海水。潮位差は約3・5メートルと大きいが、1M側に太華山が立ちはだかり向かい風を遮っている。また、防波壁や防じんネットなどの効果もあり、やや追い風が強い傾向があるとはいえ、水面状況は比較的穏やかだ。インが強い水面としても知られる。
現行エンジンの使用開始は3月14日で、今大会は使用12節目となる。現時点でトップクラスといえるのが40号機だ。今回出場する赤岩善生、土屋智則が優勝し、出足、回り足が上位だ。2連対率は見劣るが、続くのは11号機。レース足が良く、乗り手を選ばない調整ゾーンの広さがある。35号機はバランスの良さが特徴で、エンジンパワーもある。
62号機は出足型だが、伸びも上々。5月に連続優勝を果たした12号機も注目の一つ。2連対率のいい54号機、操縦性に優れた57号機も要注意だ。