「イースタンヤング・Ｇ３」（１６日、とこなめ）

　１号艇で人気を背負った関浩哉（２８）＝群馬・１１５期・Ａ１＝がイン逃げで快勝。イースタンヤング５年連続の優出で、ついに栄冠を手にした。今年２回目、通算では１２回目の優勝で、プレミアムＧ１・ヤングダービー（９月１９～２４日・下関）の優先出場権も獲得した。

　５年連続で優出も、あと一歩で手が届かなかったタイトルを、やっと関が手にした。

　本番も１２・３４５６の２対４。「自分のＳを行くだけ」とダッシュ勢の伸びは脅威だったが、インからコンマ０７のＳで、攻める高田ひかる（三重）を受け止めて圧逃した。「０台のＳも満足だったし１Ｍもいいターンができた。完璧なレースができた」と満面の笑みで振り返った。

　今節は物足りなさが残る中での戦いだったがしっかり流れをつかみ優勝。「流れも良かったし集中できた」とＳＧ、Ｇ１で走ってきた格がものをいった。

　次節はグランドチャンピオン（徳山）、７月にはオーシャンカップ（児島）とビッグレースがめじろ押し。「まだまだ足りないところはたくさんあるが、グランプリには出たい。そこを目標にしないとモチベーションが持たない。気持ちを強く持って頑張りたい」とこれからも目が離せない戦いが続いていく。