【ボート】毒島誠がデイリー杯を制して勢い加速!いざ、次節SG・グラチャンへ
「デイリースポーツ賞」(16日、多摩川)
最終日12Rで優勝戦が行われた。1号艇で人気を背負った毒島誠(39)=群馬・92期・A1=が、インからコンマ11のトップSで逃げ切り勝ち。圧勝でデイリー杯を獲得した。3月のG1・周年記念に続き、多摩川では連続V。通算73回目の優勝。2コース差しを狙った守屋美穂(岡山)が2着、5コースから桑原将光(東京)が3着に浮上した。
予選トップで白カポックを獲得した毒島が、最後も堂々と逃げ切った。インからコンマ11の的確S。チルト0・5に跳ねた3コース椎名豊(群馬)が外マイ、2コース守屋が差しで迫ったが、寄せつけなかった。
3月の周年記念に続き、多摩川では8回目の優勝。「よく呼んでいただいて、すごく好きな水面。手探りでいろいろしてきて、しっかり集中できた」と相性の良さを再確認した。
今年は多摩川、大村のG1優勝も含めて既にV5。「良い時もあれば悪い時もあるので、そのところをしっかり修正できれば、もっといい年になる」と、さらに加速を誓う。
20日からはSG・グランドチャンピオン(徳山)に出場する。「優勝したあとの節がすごく大事なので、しっかりと走りたい」と気合。デイリー杯獲りの勢いで、頂上決戦に臨む。