【オート】76歳10カ月の“後期高齢鉄人”鈴木章夫が通算1400勝を達成&最年長勝利記録更新

 「浜松市営・アーリーレース」(14日、浜松)

 76歳10カ月22日の歴代最高齢レーサー・鈴木章夫=浜松・2期=が、開催初日の5Rを快勝。自身が持つ公営競技の最年長勝利記録を10日更新した。また、この勝利で史上9人目、現役6人目の通算1400勝を達成した。

 鈴木は20線3車の大外5枠からスタート。好ダッシュで3番手に付け、4周4コーナーで桝崎星名(浜松)、5周3コーナーで松永幸二(川口)を差して先頭に。ゴール前で外から迫った田中賢(伊勢崎)に2分の1車身差で勝ち切った。

 選手登録は1964年9月で、デビュー60年目。勝率は18・5%。2着が1349回、3着が1258回ある。来月の23日に喜寿(77歳)を迎えるが、今年9勝目と衰え知らずの“後期高齢鉄人”だ。

 なお、1400勝以上の選手は①小林啓二(山陽・引退)1636勝②高橋貢(伊勢崎)1607勝③岩田行雄(伊勢崎)1584勝④秋田敬吾(山陽・引退)1557勝⑤鈴木辰己(浜松)1511勝⑥篠崎実(川口)1509勝⑦浦田信輔(飯塚)1433勝⑧阿部光雄(川口・引退)1407勝。

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