【オート】サトマヤが快挙!女子レーサー史上初のG1制覇を達成
「キューポラ杯・G1」(17日、川口)
地元の佐藤摩弥(31)=川口・31期=が、6周1コーナーを差して抜け出し、女子レーサー史上初のG1制覇を成し遂げた。デビュー12年6日、G1優出12回目で快挙を達成した。優勝は今年3回目で通算12回目。2着に鈴木宏和(浜松)、3着には丸山智史(山陽)が入った。
サトマヤが67回目のG1挑戦、12回目のG1優出で、ついに歴史的な優勝を飾った。今年は2月の全日本選抜4着、4月のオールスター2着と、SGで連続優出。地力強化は歴然で、G1優勝は時間の問題だった。
レースは0ハンの高石光将(川口)が逃げ、丸山、鈴木が追走。佐藤は4番手から1周4コーナーで鈴木を差し、2周3コーナーで丸山を差して2番手に。懸命に逃げる高石を6周1コーナーで差して抜け出した。鈴木が丸山をかわして2着に入った。
「地元でG1を勝てて本当に良かった。Sは(鈴木)宏和選手に勝てないので、付いていこうと思いました。今後も頑張ります」と摩弥スマイル。
今後は20~24日の川口を経て、8月10~15日に伊勢崎で開催されるSG・オートレースグランプリに出場する予定。G1レーサーとして青山周平(伊勢崎)、鈴木圭一郎(浜松)の2強に挑戦する。