【ボート】児島SG 茅原悠紀が準優を快勝で地元SGの優勝戦に進出
「オーシャンカップ・SG」(22日、児島)
茅原悠紀(36)=岡山・99期・A1=の気合がみなぎっている。準優11Rではインからコンマ09のSを決めて逃走。今年のSGは3月の平和島クラシック、6月の徳山グランドチャンピオンに次いで3回目、児島のSGは17年のクラシック以来2回目の優出となった。「Sは全速。1周1Mは流れずに思ったよりも前へ進んでいた。(地元で)優出できたのでホッとしている」と笑みがこぼれた。
仕上がりも万全だ。「伸び型でその伸びはずっといい。ペラはもうハマっている。ほぼこのままで、チルトはマイナスにするつもり」と力を込めた。2月に児島で行われた中国地区選手権では2コースから鋭く差して優勝を飾っており、地元では通算V16。
児島開催のSGでは、1994年8月の第40回メモリアルの関忠志、1999年8月の第45回メモリアルの山本浩次、2012年11月の第15回チャレンジカップの平尾崇典以来、4人目となる児島SGでの地元選手の優勝が懸かる。もちろん茅原自身としても、2014年の平和島グランプリ以来、約9年ぶりのSG制覇のチャンスだ。