真夏の頂上決戦「ＳＧ・第６９回ボートレースメモリアル」が２２日から２７日までの６日間、福岡県のボートレース福岡で開催される。当地開催は２０１１年以来。全２４場それぞれを代表するエース級が集結して、熱い戦いを繰り広げる。

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　水面は博多湾に面し、１Ｍが那珂川の川面に半分近く張り出しており、水質は汽水。潮の干満や風の影響で、うねりが発生する。満ち潮のときは１Ｍで海水と淡水がぶつかり、うねりも複雑となる。このため、長くイン不利と言われてきたが、近年はさまざまなうねり対策が施され、イン勝率も全国平均を上回るようになっている。

　現行エンジンは２月２５日使用開始で、半年が経過しており、相場はほぼ定まっている。エースは４８号機。初下ろしから行き足、伸びはトップ級で、乗り手を選ばないパワーを秘める。続くのが６１号機だ。６月の中間整備で大幅に機力をアップ。近況気配は４８号機と互角だ。

　伸びでは常に上位級をキープする３７号機、バランスが取れ、特に回り足に特徴がある６２号機が続く。２７号機は伸びにも出足にも振れる万能タイプでポテンシャルは高い。

　６３号機、２８号機、７５号機、５３号機、１１号機にも注目しておきたい。（津舟　哲也）