【ボート】浜野谷憲吾が平和島デイリー杯を制して通算98回目のV「仕上がり一番良かった」
「デイリースポーツサマーカップ」(18日、平和島)
1号艇の浜野谷憲吾(49)=東京・70期・A1=がインから危なげなく逃げて、通算98回目の優勝を飾った。今年は3回目、当地は今年の正月シリーズ以来、21回目のVで全24場の中で最多となった。2着は加藤政彦(東京)。3着には長畑友輔(東京)が続いた。
進入は枠なり3対3。イン浜野谷はコンマ08のトップSを決めて1マーク(M)を先マイ。バックでは5号艇の加藤が外から迫るも2Mで突き放して優勝をつかみ取った。
優勝戦を振り返り「1Mは風もあってだいぶ落として回った。でも仕上がり的には気象条件がちょうど良くて、一番良かったね」とニッコリ。今節は圧倒的な走りを見せて通算8勝を挙げ、主役としてオール3連対とシリーズを盛り上げ続けた。
次節はSG・ボートレースメモリアル(22~27日・福岡)が控えているが、そこに向けて地元でのVは大きなリズムアップになったのではと聞くと「そうかな?エンジン次第だよ」と冗談交じりで話すも“憲吾スマイル”で優勝を喜んでいた。